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ベネチア映画祭はNetflixを差別しない!カンヌ騒動にも言及【第74回ベネチア国際映画祭】

ベネチア・ビエンナーレ代表パオロ・バラッタ(左)と映画祭ディレクターのバルベーラ(右)

 現地時間30日、第74回ベネチア国際映画祭にて審査員会見が行われ、今年5月にNetflix作品がコンペティション部門に選出され物議をかもしたフランスのカンヌ国際映画祭とは違い、Netflix作品がコンペティション部門に選出されなかったことについて、本映画祭ディレクターのアルバート・バルベーラが語った。

 本年度のベネチア国際映画祭では、Netflixが手がけた、ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダ共演の『アワー・ソウル・アット・ナイト(原題) / Our Souls at Night』、イタリア・ローマ近郊の海辺の町を舞台にした新シリーズ「Suburra」の2エピソードが公式上映されるものの、コンペティション部門には一作も出品されておらず。

 劇場公開を前提としていない映画に対する本映画祭の対応について聞かれると、バルベーラは2015年にNetflix作品『ビースト・オブ・ノー・ネーション』がコンペティション部門に選ばれていたことに触れながら、「2年前は、誰も何も言わなかった」と口を開く。

 そこには、Netflixをはじめとするオンラインストリーミングサービスを提供する企業の大躍進と、今年5月にカンヌ国際映画祭で2作品がコンペティション部門に選出され、フランスの映画興行関係者から強い反発を受けた騒動が背景にあるわけだが、バルベーラは「あのような規制は他の国にはない」と、フランスには映画館を守るためにNetflixなどのオンラインストリーミングサービスでの映画配信が劇場公開後36か月経たないとできない厳密な規制があることを引き合いにだし、カンヌの大論争が特殊なケースであったことを指摘。

 「NetflixやAmazonは現在、映画製作や配給において大きな役割を担うようになっています。もし、(マーティン・)スコセッシやコーエン兄弟のような、監督たちが彼らと働くと決めたなら、単純に劇場公開されていないからという理由だけで、映画祭のディレクターがそれらの映画を差別する理由が私にはわかりません」と言い切り、今年こそ出品はなかったものの、劇場公開されていない作品もコンペティション部門に選出していく姿勢を見せた。(編集部・石神恵美子)

第74回ベネチア国際映画祭は現地時間9月9日まで開催

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