トム・ハーディは映画出演のイメージが強いと思いますが、TVシリーズのレギュラー出演とゲスト出演は9作ありました。その中で、今、HuluとNETFLIXで観られる作品を取り上げます。
俳優デビューでゲスト出演した作品は、2001年の「バンド・オブ・ブラザーズ」です。 同名のノンフィクション小説を基に、ノルマンディー上陸作戦(1944年6月)から、ドイツ降伏(1945年5月)までのヨーロッパ戦線で戦った、パラシュート歩兵連隊の戦闘を、トム・ハンクス、スティーヴン・スピルバーグ他の製作総指揮で描き、ゴールデングローブ賞を受賞した、全10話の作品です。
実際に戦った人達のインタビューが冒頭にあり、モノクロに近い色彩で緊迫した戦地の様子を生々しく描いています。押し潰されそうな気持を抑えつつ命令に従い、心に深い傷跡を残す描写に胸を打たれながらも、登場人物の感情に入り込んだ演出にグイグイ引き込まれます。
トム・ハーディは9話と10話に出演、やんちゃな一面を覗かせています。
本作の更なる見どころは、豪華な俳優陣です。
ダミアン・ルイス「HOMELAND」「ウルフホール」
スコット・グライムス「ER緊急救命室」「ロビン・フッド」
ロン・リビングストン「ボードウォーク・エンパイア」「フィフス・ウェイブ」
マイケル・カッドリッツ「プリズン・ブレイク」「ウォーキング・デッド」
ロス・マッコール「crash クラッシュ」「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」
ニール・マクドノー「マイノリティ・リポート」「エージェント・オブ・シールド」
マイケル・ファスベンダー「マクベス」「X-MEN: アポカリプス」
ジェームズ・マカヴォイ「つぐない」「X-MEN: アポカリプス」
サイモン・ペッグ「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」「スター・トレック BEYOND」
デヴィッド・シュワイマー「フレンズ」「アメリカン・クライム・ストーリー」
「バンド・オブ・ブラザーズ」はHuluで配信中です。
2作目は「ピーキー・ブラインダーズ」です。
企画・製作総指揮・脚本のスティーヴン・ナイトは、トム・ハーディ出演「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の監督。
舞台は1919年のイギリス。ギャング団ピーキー・ブラインダーズのボス、トミー・シェルビーは、暗黒街でのし上がっていくために、様々な業種に手を広げていく、6話のクライムサスペンスです。 高級スーツをピシッと決め、さっそうと歩くギャング団たちの身のこなしや振る舞い、ロック調の音楽に惚れ惚れ。警察との複雑な関係や、様々な形で見守る、脇を固める女性達にも目が離せません。
トム・ハーディは、シーズン2の2話、3話、4話、5話、6話、シーズン3の5話と6話に出演、酒屋の店主を貫禄たっぷりに演じています。
実生活で妻のシャーロット・ライリー「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「白鯨との戦い」が、シーズン2の3話、4話、5話、6話に出演しています。
出演者に キリアン・マーフィ「バットマン・ビギンズ」「インセプション」
ポール・アンダーソン「レヴェナント 蘇えりし者」「レジェンド 狂気の美学」
ヘレン・マックロリー「ヒューゴの不思議な発明」「007 スカイフォール」
サム・ニール「ジュラシックパーク」「アルカトラズ」
アナベル・ウォリス「ヒート」「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」
ノア・テイラー「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「ゲーム・オブ・スローンズ」
「ピーキー・ブラインダーズ」は、シーズン2までNETFLIXで配信中です。
スティーヴン・ナイトが企画・製作総指揮・脚本、トム・ハーディが主演・製作総指揮・脚本、リドリー・スコットが製作総指揮したTVミニシリーズ「TABOO」も、日本での放送を期待したいです。
「TABOO」は、トム・ハーディの父親、チップス・ハーディがコンサルティング・プロデューサーを担当しています。
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