すぴ豊です。
「ゴッサム」シーズン2の最終回です。
このボードを読まれている方は海外ドラマのお作法に詳しい方も多いので
若干“釈迦に説法”ですが
最終回とは言え
シーズン3への“ひき”をつくるため新たな謎を残して“宙ぶらりん”にお話は終わります(笑)
今回明らかになるのは、そしてシーズン3への布石となるのは、
事件の黒幕と思われていたウェイン産業をも影で操る、闇の組織の存在があることです。
その幹部と思われる人物は梟=フクロウを模した仮面をつけている。
原作コミックスに登場する<梟の法廷>団のことを示しているのです。
さて今回のエピソードは緊迫感あふれる話ではあるのですが
どこかユーモラスでもありました。
爆弾を止めるくだりはその最たるものですが
シーズン1の電気処刑人ことエレクショキューナーがゴッサム市警を襲ったときに水でやっつけたので
あのことを思い出したのかもしれません。
あと“にせゴードン”・・にせゴードンのはじけっぷりがおかしい。
ベン・マッケンジーは恐らくすごく楽しみながらこの役を演じたのではないかと思います(笑)
これは前回のこのコラムでも書きましたが
原作コミックスに登場する顔を自由に変えられる怪人クレイフェイスをモチーフにしています。
個人的にはMr.フリーズとファイヤーフライの対決にワクワクしました。
2人ともヴィラン(悪党)ですがこのままヒーローになってもおかしくないぐらい
COOL!「ゴッサム」はバットマンをベースにしているとはいえ“スーパーヒーロー物”ではありませんが
このシーンはアメコミ活劇の楽しさに満ち溢れていました。
ペンギンとバーバラが手を組む展開も面白く
映画「バットマン・リターンズ」でペンギンとキャットウーマンが最初手を組んでいた時のことを思い出しました。
そしてペンギンは宿敵フィッシュと“再会”。
シーズン1の最終回で2人は戦いましたから、ほぼ1年ぶり。
さてシーズン2の
ラストはアーカムの怪人たち=ストレンジの言葉をかりれば“セミ・ヒューマン”がゴッサムの街に放たれます。
この怪人たちをめぐるドラマがシーズン3でしょう。
シーズン1の「ゴッサム」はギャングたちが仕切る犯罪の街に
ゴードンが立ち向かう犯罪アクション
シーズン2の「ゴッサム」はサイコパスたちが蠢く狂気の街に
ゴードンらが翻弄されるサイコ・スリラー
とするならば
シーズン3の「ゴッサム」は怪人たちが潜む恐怖の街に
ゴードンたちが戦いを挑むホラー・アクション
になるのかもしれません。
しかしこの怪人たちの間で一番衝撃的だったのはあの“ロン毛のブルースくん”ですね!
果たして彼はブルースの、いやもしかするとトーマス・ウェインのクローン!?
彼もまたシーズン3のキーキャラクターになるのでしょう。
今回のエピソードにおけるゴードンの決意は“無責任”とも思えますが
“ストレンジに尋問されたときの洗脳が効いている”からかもしれないし
シリーズ中盤からリーやバーバラが指摘したように
“ゴードンの意固地な正義感がかえって事態を悪くしている”
ということにようやく自分でも気づいたからかもしれません。
果たしてゴードンは?
なおこの怪人たちがバスを離れるときに、よーく耳をすますと“ヒヒヒ・・”みたいな
笑い声が聴こえるのですが、実はこれジェロームの声らしい!
ということは、あの“笑う男”が復活!? ついにジョーカーになる!!!??????
シーズン3を楽しみに待ちましょう!
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