LOS ANGELES, CA - NOVEMBER 04: (L-R) LACMA CEO and Wallis Annenberg Director Michael Govan, wearing Gucci; honoree George Lucas; Art + Film Gala Co-Chair Eva Chow, wearing Gucci; Art + Film Gala Co-Chair Leonardo DiCaprio; andhonoree Mark Bradford, wearing Gucci, attend the 2017 LACMA Art + Film Gala Honoring Mark Bradford and George Lucas presented by Gucci at LACMA on November 4, 2017 in Los Angeles, California. (Photo by Stefanie Keenan/Getty Images for LACMA)
80年代のニューヨークで活躍したジャン=ミシェル・バスキア。同じく現代アートの寵児だったアンディ
・ウォーホルや、ポップ歌手のマドンナとも交流があったことで有名です。
27歳で夭折したバスキアが残した作品は、アートの愛好家たちを虜にし続けています。
そして、ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオもそのひとり。『Page Six』や『Daily Mail』などの報道によると、ディカプリオは最近大規模な現代アートフェアー『Art Basel Miami』に参加。ニューヨークのアートギャラリー『Van de Weghe』のブースで、バスキアの絵を手に入れるために1時間近くもねばって熱心に交渉していたのだそうです。
その価値は、およそ85万ドル(執筆時点でのレートで約9600万円)と言われています。
Leonardo DiCaprio spends almost an hour bargaining over $850K Basquiat drawing https://t.co/LVtxdYOAAX
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) 2017年12月8日
ちなみに、この日のイベントに参加したディカプリオのファッションは、黒のフードパーカーにキャップといういわゆる“芸能人のお忍びファッション”。
また、女性の好みが清々しいほど一貫していることで知られているディカプリオですが、この日もスレンダーなブロンドのモデル系美女を連れていたそうです。
それにしても、バスキアの作品はなぜここまでディカプリオをはじめ多くの有名人を夢中にさせたのでしょうか?
もしかしたら、ディカプリオのように地位も富も名声も手に入れたとなると、たとえ高級で上質なものであっても、もう既製品や量産品にはあまり興味がもてなくなるのかもしれません。
どんな豪華で一流のサービスや商品でも、もはや望めば簡単に手に入ってしまう状態。そんな彼にとって、もうすでに亡くなっている若き天才が生み出した芸術というのは、まぶしく感じられる数少ないものなのでしょう。
また、何もかも手に入れた権力者がアートに惹かれる理由として、芸術の才能はお金を出して手に入るようなものでもないということもよく挙げられます。
買い物だけでなく恋愛などあらゆる物事に当てはまることですが、手に入りにくいものほど魅力的に感じられるものです。
ボーッとしていても美女が勝手に群がってくる(たぶん)ディカプリオにとって、希少価値のあるアート作品は高根の花の美女のような存在なのかもしれません……。
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