世界遺産ロンドン塔がロケ地のBIGな３作品＋アルファ！

こんにちは！ロンドンから川合亮平です。

ロンドンって見所が多過ぎて、観光しようと思ってもはっきり言ってどこから手をつけていいか分かりません。

まあ、観光のコツとしては、単純に自分の心の赴くままに、細く深く攻めていけば良いと思うのですが、
英国の事を色々紹介させてもらっている僕としては、全部片っ端から経験していきたい。
でも、まだ全然出来てません。

そんな訳で、ここ10年程毎年ロンドンを訪れている割に、先日初めて、
人気の定番観光スポットである、世界遺産ロンドン塔（Tower of London)へ行って来ました。

ロンドン市内に4ヶ所あるユネスコ世界遺産のうちの一つなんですね。

※ロンドン塔の中で定期的に開催されるthe Changing of the Guard（衛兵交代式）

現在は、王城として一般公開されているロンドン塔、1000年の歴史を持つ建物です。
これまで、王宮、武器庫、監獄、処刑場、動物園、兵舎、宝物庫などとして利用されてきました。

監獄や処刑場として利用されてきただけあって、おどろおどろしい歴史も持つロンドン塔。
ゴースト伝説もまことしやかに語られています。
それに関連して、一般が参加出来るゴーストツアーも開催されています。
僕は今回は参加しなかっけど、いつか参加してみたいな。
いや、やっぱ、怖いから、やめとこかな。
でもやっぱ行きたい、
いやでも（もうええわ）

ロンドン塔。
連日世界中から大勢の観光客が訪れるスポットで、しかもロイヤルファミリーの王城だけあって、
映画やドラマのロケは難しく、許可がなかなかおりないことでも知られています。

この記事では、文字通りそんな難攻不落のロンドン塔を落とし、ロケ地として利用した作品を３つ紹介します！

■世界遺産ロンドン塔がロケ地のBIGな３作品！

1. Mission: Impossible - Rougue Nation (ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション)

ロンドン塔はテムズ川に面しているのですが、テムズ川とロンドン塔の間の通りで、夜間、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
の撮影がなされました。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、ロンドンで結構撮影がされたようで、
ロンドン塔の他にも、トラファルガースクエアなどで行われています。

ぼくは未見なのですが、ロンドン撮影が多いということを知りましたので、機会があれば観ようと思ってます。

2. Muppet Most Wanted (ザ・マペッツ2／ワールド・ツアー)

こちら、異例的にロンドン塔の中で撮影が許可された作品です。

ロンドン塔の担当の人か、マペッツのファンだったのかしら？
または、リッキー・ジャベイスのファンだったのかしら？

以下の動画、ロンドン塔撮影のメイキングです。

3.  Doctor Who: 50th Anniversary Special

以下，メイキング動画です！

英国が誇る、超長寿SFドラマのドクター・フー。
まあ、この作品は、”だからこそ”、撮影が許可されたのだと思います。
しかも、50周年記念の作品ですからね。
もしこれでロンドン塔が撮影を拒否したなんてことになったら、ロンドンでライオットが起こりかねません。
スペシャル版にふさわしいスペシャルなロケ地だと思います。
 

番外：シャーロック

あ、そうそう！このシーン！
モリアーティが、難攻不落のロンドン塔に見事に侵入。
女王の宝石を盗む、というもの。

このロケ地もロンドン塔！？
・・・、設定はそうなんですが、実は撮影はロンドン塔でされていません。

このシーンの撮影、屋外は、ウェールズのカーディフ城で、
そして、内部の撮影はスタジオで行われた、ということです。

ところで、モリアーティが狙った女王の宝石（Crown Jewels）は、
英国で一番といってもいいくらい価値があるもので、
それを観られる（拝める）のはロンドン塔だけ。
ここが、ロンドン塔観光のハイライトかもしれませんね。

こちらが、Crown Jewels が観られる塔です。
普段は、長蛇の行列が出来る場所。でも、朝早く行けば、殆ど並ばず観られるケースが多いです。
もう、ホントに、電気？って思うくらい、キラッンキランの宝玉が観られます。
おびただしい数のクラウンジュエルの数々。
その価値を考えてゼロの数を数えてたら日が暮れるでしょうね、たぶん。

さてさて、作品を観て、ロンドン塔を訪れる、
又は、
ロンドン塔を訪れて、作品を見る。

あなたはどちらを選びますか？
 

作品もロンドン塔もより楽しめますよ。
お試しあれ。
川合亮平でした！