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本日お誕生日三浦知良
NEW YORK, NY - APRIL 19: Creators Jonathan Nolan and Lisa Joy attend 'Westworld' during the 2018 Tribeca Film Festival at BMCC Tribeca PAC on April 19, 2018 in New York City. (Photo by John Lamparski/WireImage)
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』『グレイズ・アナトミー』
『スーパーナチュラル』『クリミナル・マインド FBI行動分析課』……
前回に続き突然のタイトル名列挙ですが、これらのアメリカ産テレビドラマのタイトルには共通点があります。
それは、本稿執筆中である2018年5月初頭時点で現在進行形で10年以上継続してことです。
そして今回フォーカスしたいもう一つの特徴があります。
キーワードは「ベタ」です。
筆者は自分でレビューやコラムを書いている立場なので、とりあえず自分の事は棚上げにしますが
私には人のレビューを読んでいて大嫌いな批判キーワードがあります。
それは「パクリ」です。
評論家やライターはとにかく「パクリ」だの「オリジナリティ」だのという言葉を持ち出すのが好きです。
恐れずに言わせてもらいたいのですが、こういう批判は論外だと私は思います。
シナリオ講座や映画学校に通ったことがある人は覚えがあると思うのですが、こういうところで最初に指導されるのは「良いものを見て盗め」です。
伝統的なシナリオの勉強法に「写経」ならぬ「写本」という名作映画のシナリオを書きうつすというある種
修行のようなものがある(らしい。私はやったことないので)そうですが、これは「パクリ」こそ最大の
技術向上方法でることを端的に物語っています。
さて、その上で上記タイトルを振り返ってみましょう。
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』『クリミナル・マインド FBI行動分析課』は分類が非常に容易です。
昔からよくある一話完結式のサスペンスです。
捜査機関の人間たちが主人公で事件を解決する、手垢の付きまくったスタイルです。
似たようなものを探せば映画でもドラマでも山ほどあるので「パクリだ」と言われたら「うん。そうだね」
としか言いようがありません。そのぐらいに手垢のついたジャンル作品です。
『グレイズ・アナトミー』と『スーパーナチュラル』はもう少し複雑です。
これらは複合系のパクリです。
『グレイズ・アナトミー』は医療系ドラマ+ラブストーリー+青春です。
複合させているところにオリジナリティはありますが、分解するとベタそのものです。
実際、これをみて「新しいな」と思った熱心な映画ファンやテレビドラマウォッチャーはいないでしょう。
『スーパーナチュラル』はオカルトホラー+サスペンスです。
こちらも複合させているところにオリジナリティは感じますが、やはり分解するとその要素はベタです。
やはりこれを見て「新しいな」と思った熱心な映画ファンやテレビドラマウォッチャーはいないでしょう。
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