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本日お誕生日マーク・ダカスコス
NEW YORK, NY - JUNE 03: A NYPD officer stands guard during the annual Celebrate Israel Parade on June 3, 2018 in New York City. Security will be tight for the parade which marks the 70th anniversary of the founding of Israel. (Photo by Kena Betancur/Getty Images)
刑事ドラマはアメリカで非常に人気のあるジャンルです。
前回、前々回と刑事ドラマに登場する捜査機関についての記事を寄稿したところ思いの他、反響がありました。
今回は超巨大組織であるNYPDとFBIのチームについてです。
※尚、前回、前々回に引き続き注しておきたいのですが以下の記事は「大体こう」で必ずしも正確ではありません。
あまりに詳細にするととても紙幅が足りなくなるためです。
詳しく知りたい方は、ご自身でさらに詳しく調べて見ることをお勧めします。
情報の氾濫している現代なのでそんなに難しいことではないと思います。
ニューヨーク市警察(NYPD)は北米最大の警察組織です。
NYPDの公式サイトによると2018年時点で警察官36000人と19000人の民間職員が所属しているそうです。
超巨大組織であるため、その組織は細分化されて編成されています。
まず最初に。
NYPDは超巨大組織であるため、組織が大まかにいくつかのブロックに分割されています。
その最大の単位がbureau(局)です。
NYPDには全部で20のbureauがあり、その下にdivision(部)やsquad(分隊)やunit(係)が存在します。
(※便宜上、部、係という訳語を充てましたが必ずしも正確ではありません)
divisionはともかくunitとsquadは海外ドラマファンの方であればピンとくるのではないでしょうか?
そう、special victims unit(性犯罪捜査班)やmajor case squad(重大事件捜査班)は
組織上bureau配下のdivision配下の一分隊という扱いなんですね。
NYPDは大都市であるニューヨークで起きる多種多様な犯罪に対応できるよう、組織が専門分野ごとに
細分化されています。
ディック・ウルフが細胞分裂でもするみたいに『LAW&OREDER』シリーズを作れたのもこのように
NYPDが超巨大組織で細かく分割された組織だったからなんですね。
ちなみに、さらに細かく言うと、NYPDでいわゆる「刑事」の仕事をするのは20あるbureauの中でも
Detective Bureauが該当します。
本家LAW&OREDERの刑事たちは殺人(homicide)事件担当だったので彼ら本家シリーズの
刑事たちはHomicide Squadの所属。
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』に登場するspecial victims unitという組織は実は存在せず、現実のNYPDでそれに相当するのはspecial victims divisionになります。
その他、detective bureauだけでも多くの専門分野が存在し、例えば未解決のまま長時間が経過した事件、いわゆる「コールドケース」を扱うCold Case Squad、失踪人捜索を担当するMissing Persons Squadなどは海外ドラマファンならば何となくピンとくる職務内容なのではないでしょうか。
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海外ドラマの”名バディ”といえば?