LOS ANGELES, CA - SEPTEMBER 18: Writing-producing team for The People v. O. J. Simpson: American Crime Story, winners of Best Mini-Series or Movie, pose in the press room during the 68th Annual Primetime Emmy Awards at Microsoft Theater on September 18, 2016 in Los Angeles, California. (Photo by Frazer Harrison/Getty Images)
1) ほぼ無名の”スターリング・K・ブラウン”が大物俳優たちを差し置いて受賞!
(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門 助演男優賞)
今回のエミー賞「リミテッドシリーズ/テレビムービー部門」は、『アメリカン・クライム・ストーリー/OJシンプソン事件』が9部門獲得するなど、まさに”OJシンプソン”祭りでした。中でも一際注目を集めたのが、本作で、見事助演男優賞を受賞したスターリング・K・ブラウンという俳優。
彼は、本作の中で、ドリームチームとよばれるOJの弁護団と戦う検察官を演じています。
「人種差別」がキーワードにもなったこの裁判で、スターリング演じるクリス検察官は、「黒人陪審員の印象をよくするために黒人である自分が任命されたのでは?」と疑いながらも、与えられた任務を必死に遂行します。真面目で、情熱的な検察官を好演しました。
『ナイトマネージャー』からヒュー・ローリー、『アメリカン・クライム・ストーリー/OJシンプソン事件』からジョン・トラボルタ、デヴィッド・ワイヤーなど名だたる名優たちがノミネートされている中でまさかの受賞!
彼の名前が呼ばれた瞬間、会場にいるスターたちがスタンディング・オベーションをしていました。今回の授賞式でスタンディング・オベーションがあったのなんて、彼だけ!
思えば、今年のアカデミー賞では、アフリカ系アメリカ人俳優たちのノミネート数が極端に少ないといって問題になりましたね。エミー賞は、人種なんて関係ない、知名度なんて関係ない、実力があれば、この場に立てるということを証明しました。
そんなスターリング・K・ブラウンの受賞シーンは何度も観たい感動的なシーンでした。
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