https://www.amazon.co.jp/dp/B01JHHF9PM/ref=pe_492632_166382082_TE_M1T1DP
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「The Adventures of Supergirl」は、9月27日に発売されました。日本では、Amazonが一番入手しやすいかもしれません(Kindle版は文字が小さいことに注意)。邦訳版が出るかどうかは不明です。フルカラーの144頁で、かなり緻密な作画を堪能できます。ちなみに米国では、大人も読むにたえるコミックを、「グラフィックノベル」とも呼びます。
タイトルが同一なので、購入前は、TVドラマをなぞったものかと思っていたのですが、全然違いました。共通しているのは、カーラ・ゾー=エルが崩壊する母星を脱出する冒頭の場面のみで、あとはドラマには出てこないスーパーヴィランたちとの闘いがメインとなります。前半は、義姉妹で、超常対策局(DEO)エージェントのアレックス・ダンバースの出番も目立ちます(下図)。
The Adventures of Supergirl (2016-) Vol. 1
さてさて、アメコミを読んで、なにがいまだに慣れないかといえば、1つのタイトルに対し複数の漫画家が参画していることです。
1冊の中でも3人も4人もの漫画家が分業しているものだから、あるページを境に、主人公から脇役まで全キャストの印象がかなり変わってしまうこともしばしば。
日本の漫画で例えるなら、「ちはやふる」(末次由紀)のある巻では庄司陽子が、別の巻では安野モヨコが、ある巻では前半を柴門ふみ、後半を魔夜峰央が担当するみたいことが、アメコミではふつうに行われています。まあ、日本のコミックは作家性が高いため、この比喩がダイレクトにあてはまるわけではないですが、作品と漫画家が一体不可分と考える日本人にとって、アメコミはまるで異世界。
コミック版「スーパーガール」には8人もの作画家が参画しておりますが、各作画家は統一性に頓着せず、自身の作風を全開にしています。そのため、これ1冊でカーラ・ゾー=エルのバラエティにとんだ姿形を見比べるという楽しみ(?)があります(ちなみに表紙のイメージは忘れてください。これは表紙だけのものです)。
では、カーラ・ゾー=エル異なった顔を見ていきましょう。
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