凶悪犯の正体は子供！

サイコホラーイメージ

クライムサスペンスドラマには、凶悪事件の犯人が子供だったという衝撃的なエピソードも多数あります。
なかでも視聴者を戦慄させた6人を、すっかり美男美女に成長した子役の現在の写真と共にご紹介します。
みんな今も俳優として活躍していますが、ほとんどが11歳～12歳の時に難しい役どころを演じました。

『CSI：科学捜査班』ハンナ・ウェスト

BEVERLY HILLS, CALIFORNIA - AUGUST 09: Actress Juliette Goglia attends the Nadjarina Cocktails and fashion event at the Spring Place on August 09, 2019 in Beverly Hills, California. (Photo by Paul Archuleta/Getty Images)

登場回：シーズン6第18話、シーズン8第7話

「子供の凶悪犯」といえば、クライムサスペンスドラマファンならまず思いつくのが彼女ではないでしょうか。
IQ177で飛び級を繰り返し、12歳ながら兄マーロンと同じ高校3年生の天才少女です。
ハンナは実際に手を下したわけではないので、厳密には「犯人」と言えないかもしれませんが、背後で兄を操る黒幕的存在でした。
サラたちは早くからハンナの犯行を疑っていたものの、ハンナは子供であることを逆手に取ったり、はたまたサラが模型殺人犯の被害に遭ったことを持ち出して揺さぶろうとするなど、頭が切れる分、とても厄介な容疑者でした。
演じたのはジュリエット・ゴグリア。

『Law & Order』ジェニー・ブラント

LOS ANGELES, CA - SEPTEMBER 21: Hallee Hirsh attends Majorie's Bazaar Presents "Empowering Women In The Arts" at the Eco Emmys on September 21, 2013 in Los Angeles, California. (Photo by Vivien Killilea/WireImage)

登場回：シーズン10第2話

20シーズンもの長きにわたって放送された『Law & Order』本家シリーズ。社会情勢に鋭く切り込んだ重いテーマを扱うことも多く、実在の事件をもとにしたスピンオフ『Law & Order True Crime』も制作されました。
実はこのエピソードも、モチーフになっているのはメアリー・ベル事件。1968年、10歳のメアリー・フローラ・ベルが3歳と7歳の男児を絞殺したという、社会を震撼させた少年犯罪です。
『ER』グリーン先生の娘レイチェル役で知られるハリー・ハーシュが演じたのは、動物虐待から始まり、ついに殺人へと手を染めたソシオパスの少女ジェニー。
彼女の精神分析についてドクター・オリヴェットとドクター・スコダが舌戦を繰り広げます。

『BONES』アレクサ・キング

LOS ANGELES, CA - MAY 12: Actor Hannah Leigh attends world premiere of Allisyn Ashley Arm's "It's Just A Story" at Gray Studios on May 12, 2018 in Los Angeles, California. (Photo by Lilly Lawrence/Getty Images)

登場回：シーズン4第11話

元海兵隊の経歴を持つ、良家のシッター兼ボディガードが殺される事件が発生。被害者が雇い主であるキング家のインサイダー情報を流していたため、当然家族が容疑者として浮上します。
遺体の損傷から、犯人は背が低い人物と特定できるため、最初は妻が疑われましたが、なんと真犯人は11歳の娘アレクサでした。
犯行動機も、「宿題をやるよう頼んだのに断れた上、学校に告げ口するって言うから」散弾銃で撃ち殺したという驚きの内容…。
演じたのはハンナ・リー・ドウォーキンです。