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PARIS, FRANCE - MARCH 28: In this photo illustration, the Netflix media service provider's logo is displayed on the screen of an iPhone in front of a television screen on March 28, 2020 in Paris, France. Faced with the coronavirus crisis, Netflix will reduce visual quality for the next 30 days, in order to limit its use of bandwidth. (Photo Illustration by Chesnot/Getty Images)
PARIS, FRANCE - MARCH 28: In this photo illustration, the Netflix media service provider's logo is displayed on the screen of an iPhone in front of a television screen on March 28, 2020 in Paris, France. Faced with the coronavirus crisis, Netflix will reduce visual quality for the next 30 days, in order to limit its use of bandwidth. (Photo Illustration by Chesnot/Getty Images)
Netflix離れと聞いてそんなこと起きるわけないと思ったひとは多いでしょう。
日本では加入者数300万人を達成し、今後さらに拡大することが見込まれているからだ。
サブスクリプションビデオ配信(VOD)サービスとしての国内会員数ではアマゾンプライムが圧倒的に上回っているが「プライム会員=アマゾンプライムビデオを利用している人数」と単純にはならないことから映像コンテンツを供給するサービスに限ればNetflixは日本国内でプライムビデオに匹敵する満足感を与えているVODと言える。特に海外ドラマに限ればNetflixは他を圧倒していると言えるかもしれない。
そんなNetflixだが、米国では"離れ"が進行中なのだ。それは視聴者ではなく制作サイドでの話だが。
米国で何が起きているのか語るには、まずNetflixの成り立ちを追わないといけない。
Netflixが昨今オリジナルドラマを供給し続けることができるようになったのもNetflixがDVDレンタル事業からVOD事業に転換した2007年を起点にネット配信に慎重かつ軽視していた放送局をうまく口説き落として過去の人気作品を多数配信したためだ。
当時の放送局は正直に言ってNetflixを舐めていた。NBCユニバーサル、FOX、ディズニーなどが出資したhuluをNetflixVODから遅れながらも立ち上げ追撃できるものと楽観していたというのもあるが放送局にしてみればネット配信はあくまでも放送後の新たなライセンス収益が目的で、あたりまえのことだが主軸は放送と位置づけていたからだ。
だが、いつでもどこでも観れる見放題定額制という強みで視聴者から得て膨れ上がった潤沢な資金を元手にNetflix自身がオリジナルコンテンツを制作しだしたことで放送局の甘い考えに終止符が打たれる。制作開始当初はライバル視されていなかったNetflixがエミー賞・ゴールデングローブ賞で多くの賞を受賞するようになるまでに至り、それまで各賞の常連だった自放送局の番組が選ばれなくなったことで、ようやく自身が犯した過ちに気づくことになる。
さらに追い打ちをかけるかのように放送局を凌駕し始めたNetflixは欲を出し、ほぼ放送局専属で仕事をしてきたやり手プロデューサーとその制作会社を口説いて巨額契約を結びはじめてしまったのだ。放送局各社は完全なる敵となったNetflixに対抗する新たな手段が求められた。
その手段とは自局(社)でのVOD参入だ。
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