
Happy Birthday!
本日お誕生日フレディ・プリンゼ・Jr.
『ブレグジット EU離脱』(2019)https://www.imdb.com/title/tt8425058/mediaviewer/rm2138862592?ref_=ttmi_mi_all_sf_5
2010年代における「英国俳優ブーム」は凄まじいものだった。
映画雑誌の表紙を飾るのは常に「英国男子」と呼ばれる俳優たちで、彼らの大作ではない出演作も数多く日本に上陸するようになった。
この「英国俳優ブーム」を築き上げたのは、ベネディクト・カンバーバッチと言っても良いだろう。
2002年に本格的な俳優デビューを飾った彼は、映画、TV、舞台で様々なジャンルの作品に出演し、イギリスでの評価を高めてきた。
その演技力の高さには毎回驚かされるのだが、今回は、中でもその演技の振れ幅を感じさせる出演作を紹介しよう。
『ホーキング』(2004)
https://www.imdb.com/title/tt0395571/mediaviewer/rm2531923968?ref_=ttmi_mi_all_pos_4
理論物理学者スティーヴン・ホーキングの伝記映画。
ケンブリッジ大学で物理学を学ぶ21歳のスティーヴン(ベネディクト・カンバーバッチ)が、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病に侵されながらも、いかにして量子宇宙論を証明することとなったのかが描かれる。
いまとなっては、イギリスを代表する実力派俳優として知られるようになったカンバーバッチだが、この頃はまだまだ一端の若手俳優として下積み時代を送っていた。
同作の演技が評価され、モンテカルロTV映画祭男優賞を受賞。若手俳優として頭角を現すことになった。
難病に負けずとも、必死に生きて、研究を成就させようとするホーキングを見事な演技で体現したのだ。
『SHERLOCK/シャーロック』
https://www.imdb.com/title/tt1475582/mediaviewer/rm1009112064?ref_=ttmi_mi_all_sf_35
アーサー・コナン・ドイル原作「シャーロック・ホームズ」の舞台を現代に置き換え、シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)と相棒のジョン・ワトソン医師(マーティン・フリーマン)が、数々の難事件を解決していく、英国ミステリー。
対人関係が苦手な名探偵シャーロック・ホームズは、事件解決のためなら、どんな行動でもとる、自分勝手なナルシスト。
カンバーバッチという俳優を語る上では、絶対に欠かすことができない名キャラクターである。
これまでにない独特なシャーロック像を築き上げ、早口でのセリフ回しや時折見せる苦悩の表情など、終始一貫した演技を披露しており、もはや彼以外のシャーロック・ホームズなんて考えられない!というファンも多いことだろう。
それほどまでにハマり役で、鹿撃ち帽のあまりの似合いようもさることながら、シャーロック・ホームズとして、しっかりとそこに存在しているのだ。
1シーズンごとの間隔が非常に空いている中で、その休息期間の間に他の役を演じながらも、再びシャーロックとして違和感なく帰ってくるところはもはや脱帽。
ベネディクト・カンバーバッチの俳優としての資質を大いに感じさせる。
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