話題の最新作『ザ・クラウン』キャラクター基礎知識

こんにちは！安心してください、この冬はトーキョーにいます、川合亮平です。

日本で「女王様」というと、少なからずアングラな匂いが漂うような気がしなくもないですが、
英国で「女王様：Queen」といえば、紛れもなく、国を象徴する存在、"The Queen（＝エリザベス二世）"のことを指します。
クイーンは英国民の関心と尊敬を集める対象でもあります。

英国の国家機関は全て女王の管轄下にあるので、ドラマや映画を見ていても、
警官やスパイなどが「女王陛下の名の下におぬしを成敗する！」というようなセリフがよく登場しますよね。

そんな"The Queen（＝エリザベス二世）"の半生を描くドラマが先日（11月４日）Netflix Japanにて解禁になりました。

全世界で話題です、”ポスト・ダウントンアビー”との呼び声も高い、
The Crown（ザ・クラウン）。

製作の力の入れようは、その制作費から垣間みれます。

米ストリーミング会社の歴史上、これまでで最高の制作予算費である、
１億ポンド（約170億円！）を投入しているとのこと！

今後の人気の如何でどうなるかわかりませんが、
構想としては、全６シーズン（60エピソード）が予定されているのだとか。
（現在観られるのはシーズン１）

今回の記事では、主な登場人物（とその役者さん）にスポットライトをあてて展開していきます！

■The Crown（ザ・クラウン）主な登場人物

●（若き日の）エリザベス二世役：クレア・フォイ
1984年生まれ、英国マンチェスター出身。
ドラマ「ウルフ・ホール」のアン・ボリン役で記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。
今回の役で、一躍大ブレイクするのかな？

★エリザベス二世本人（現在）：
まだまだお元気そうですよね。
歴代の英国君主在位期間の最長記録を更新中です。
先日90歳の誕生日をお迎えになられました。

●（若き日の） エディンバラ公フィリップ殿下 役：マット・スミス
ドクターフーのドクターでお馴染みの彼。特異な存在感を放つ役者さんです。
アバンギャルドな雰囲気を持ってますよね〜。
１話を観る限り、フィリップ役、かなり良い感じです。
１話では、彼のお色気ショットも観られるよ。

★ エディンバラ公フィリップ殿下 本人（現在）

●エリザベス二世の父：キング：ジョージ6世 役：ジャレッド・ハリス
ドラマ「マッド・メン」のレーン・プライス役としても有名

●バッキンガム宮殿近くにあるジョージ6世の銅像

●エリザベス二世の妹：マーガレット王女役：ヴァネッサ・カービー
1988年生まれ、ロンドン出身。
ドラマ・映画にも出演されていますが、舞台女優としてかなりの評価を得ている女優さんです。
目力あるわ〜。

★マーガレット王女本人（1930年8月21日 - 2002年2月9日）
写真は70年代後半のもの。

●サー・ウィンストン・チャーチル役：ジョン・リスゴー
調べてびっくり。なんと、アメリカ人の舞台俳優さんなんですね！
チャーチル役、はまってるわ！車に乗っている横顔とかそっくり。
ナイス配役。

★サー・ウィントン・チャーチル本人
今年の９月から英国で新たに流通が開始された、新５ポンド札！
チャーチルの起用はもとより、プラスチック性のお札ということで話題になってます。

ちなみに、
製作・脚本のピーター・モーガン氏は、ヘレン・ミレンがエリザベス二世役でアカデミー賞主演女優賞に輝いた、
作品「クイーン」の脚本も担当されているんですね！
『クイーン』では、英国インディペンデント映画賞、シカゴ映画批評家協会賞、イヴニング・スタンダート英国映画賞
フロリダ映画批評家協会賞、ゴールデングローブ賞などなどの賞で、
脚本賞を受賞しています。

つまり、「The Crown（ザ・クラウン）」は、クイーン（エリザベス二世）を描かしたら世界一といってもいい人が書いているんですね〜。
これは、ヒット・・・、確実、、、、といえそうだ。

シーズン１第１話は1947年、エリザベスとフィリップの結婚式前日、
バッキンガム宮殿での様子から幕が開きます。。。

次回はまた別の角度からThe Crown（ザ・クラウン）について書いてみたいと思います。

川合亮平でした！

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