【冒頭ストーリー（がっつり）ご紹介】

連続殺人事件の捜査中に行方不明になった、FBI捜査官エミリー・バーロウ。
行方の手掛かりもなく、彼女の死亡宣告が下されたことで容疑者の終身刑が決定。事件は幕を閉じた。

舞台はそこから6年後。
ある夜、FBI捜査官でありエミリーの元夫でもあったリックの元に一本の電話が入る。
「エミリーは生きている」と。
到底信用できる情報ではなかったが、藁にも縋る思いで伝えられた住所へ向かうリック。
応援で呼んだ捜査官らと共に、ひっそりと建つ小屋に押し入ると、その床下には奇妙な水槽が…。
濁る水槽の中に閉じ込められていたのは、なんと6年前に死亡宣告をされたエミリーだった！

危険な状態で病院に運び込まれたエミリーだったが、その後少しずつ回復。
6年間の凄惨な体験は彼女の精神をボロボロに傷つけていたが、幼い息子に会いたいという気持ちで、エミリーは退院を決意する。

しかし6年間の空白は、彼女に残酷な現実を突きつける。

エミリーの死亡宣告を受けた後、夫リックは再婚しており、まだ赤ん坊のうちにエミリーを失った息子フリンにとっては、再婚相手であるアリスこそが母親だった。

帰る場所を失い絶望するエミリーに、さらなる追い打ちが。
エミリーが過去に関わっていた事件の容疑者の遺体が見つかり、その爪からエミリーのDNAが発見されたのだ。

6年間に及ぶ監禁・拷問のトラウマ、家族を取り戻したいジレンマ、そして自分に向けられる疑いの目…。
自分自身で真実を突き止める決意をしたエミリーに、次々に降りかかる試練。
最後に彼女を待ち受ける、本当の"真実"とは…？

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