ついに10シーズンに及んだその歴史に幕を下ろす、常夏の島・ハワイを舞台とした大ヒット海外ドラマ『HAWAII FIVE-0』。
AXNでは現在、グランド・フィナーレへ向けたカウントダウンがすでに始まっており、根強いファンたちは大いに盛り上がっていることだろう。
そんな『HAWAII FIVE-0』では、これまで数多くのゲスト俳優たちが抜群の存在感を放ってきたが、中には「この人知ってる！」「あの人誰だっけ？」と海外ドラマファンにはおなじみの俳優も登場している。
そんなゲスト俳優たちを紹介していこう！

今回注目するのは、ファイブオーの宿敵で天才ハッカーのイアン・ライト役に扮したニック・ジョナス。

言葉を話す前にすでに歌っていた天才少年

ニック・ジョナスは、1992年9月16日アメリカ・テキサス州ダラスで、ジョナス家の三男として生を受けた。
言葉を話す前から、すでに歌を歌っていたというニックは、6歳の頃に理髪店で歌っているところをエージェントに見初められ、芸能界に足を踏み入れた。

幼少期のニック・ジョナス

https://wikibio.in/nick-jonas/

最初はもっぱらCMへの出演ばかりだったが、1999年当時7歳の頃から徐々にミュージカルなどで舞台に立つようになっていく。
マディソン・スクウェア・ガーデンで上演されていたミュージカル『クリスマス・キャロル』のタイニー・ティム役に抜擢されたことを皮切りに、2001年当時9歳の時には『アニーよ銃をとれ』で念願のブロードウェイ・デビューを果たす。
そのほか、『美女と野獣』、『レ・ミゼラブル』、『サウンド・オブ・ミュージック』といった大作の舞台に立ち、ブロードウェイの名だたるスターたちが名を連ねたクリスマス・コンピレーション・アルバムにも参加。
同アルバムで披露した‘‘Joy to the World (A Christmas Prayer)’’は父ポールと書き上げたオリジナル・ソングだった。
三兄弟の中で最も早く才能を開花させたニックは、本格的に音楽活動を行っていくようになる。