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まずご紹介するのは、ロシア発のシャーロック・ホームズ最新作『シャーロック・ホームズ ロシア外伝』(2020)です。
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ロンドンを恐怖に陥れる連続殺人鬼、切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)。
私立探偵シャーロック・ホームズは、次々と残忍な方法で殺人を重ねていくリッパーを路地に追い詰めるも、切り裂き魔は相棒ワトソンに重傷を負わせ、またしても逃げおおせてしまう…。
なんとか持ち直したワトソンをレストレード警部に任せ、ホームズはリッパーを追って単身ロシアのサンクトペテルブルクへ。
残念ながらいくらホームズがイギリスきっての名探偵であっても、ここは異国の地。
「なんかよく知らないけどこのイギリス人すごい捜査に首突っ込んでくるじゃん」からスタートするロシア警察との心の距離。好感度はマイナススタートです。
頼れる相棒ワトソンはいまだロンドンの病院で療養中…。
彼に代わってホームズのパートナーを務めるのは、酒を手放せないやさぐれドクター、Dr.カルツェフ。
言葉の壁、警察との心の壁、そしてロシアの食文化の壁(内臓料理)を乗り越えて、ホームズは切り裂きジャックを捕まえることができるのか…⁉
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さて、そんな感じで幕を開けるシャーロック・ホームズ in ロシア。
第1話~第2話では、ロンドンでの追走劇から一転、舞台をロシアに変えての二人の激しい対決が描かれます。
ロシアでも殺人を重ねていく切り裂きジャック。殺害現場にホームズへ宛てたメッセージすら残すほどに執着を見せる殺人鬼の正体を掴むことはできるのか…!
切り裂きジャックといえば、世界で最も有名な未解決事件といっても過言ではない恐ろしい連続殺人を引き起こした犯人として知られていますね。残忍な手口で次々と殺人を犯し、そしてロンドンの闇に人知れず消えていきました。犯人の正体はいまだ分かっていません。
切り裂きジャックがロンドンの人々を恐怖に陥れた1888年といえば、シャーロック・ホームズの活躍時期ともまさに重なっており、これまでも数多くの作品でその対決が描かれてきました。
コナン・ドイル自身が書いているわけではないので、いわゆる【パスティーシュ】と呼ばれるものですが、もう「シャーロック・ホームズ vs 切り裂きジャック」そのものが一つのジャンルとして確立してるんじゃないか?というぐらいたくさんありますね。気になる方はぜひ検索してみてください。
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ホームズのロシア生活をサポートしてくれるのは、貧民街の人々を相手に診療所を開いているカルツェフ医師。
宿なしのホームズを自分の下宿先に住まわせてくれたり、危険な捜査に同行してホームズのピンチを救ってくれたりとワトソン氏に負けない頼りになる存在です。
とはいえ、彼はワトソンほどに振り回されてばかりでもありません。
あくまでも助手ではなくパートナーですよ、というスタンスを貫き、ホームズのためにパイプは持ち歩かないし、カルツェフが馬車を呼ぶのは自分のためです。
文句を言いながらも世話を焼いてくれるワトソンと比べると、どちらかといえば男友達のようなざっくりした間柄のカルツェフ。
相棒の組み合わせが変わるとここまで変わるか、というぐらいに新たなホームズの一面が垣間見えるエピソードも多く、すでにホームズ作品をある程度知ってるよという方もかなり楽しめると思います。
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シャーロック・ホームズと言えば、やはり女性関係のエピソードも興味深いですね。
アイリーン・アドラーさながらのミステリアスな美女、もちろんロシアにも登場します。
切り裂きジャックを追うホームズに協力的な姿勢を見せるソフィヤ。
しかし、その正体は謎に包まれており、ホームズ、そして見ている我々をも惑わせてきます。
この二人くっつくのか、くっつかないのか?ホームズはまたしても美女にしてやられてしまうのか?
そんなやきもきをぜひ、本作でも味わってください。
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