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海外ドラマ『アウトサイダー』は、‘‘モダン・ホラーの帝王’’スティーヴン・キングによる2018年の同名小説を原作としている。
意外にもキングとHBOがタッグを組むのは、これが初めてであり、満を持して最強タッグがここに降臨したというわけである。
『アウトサイダー』
The Outsider © 2020 MRC II Distribution Company, L.P. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
その物語は、一人の少年の惨殺死体が発見されたことから幕を開ける。
ジョージア州のとある小さな町で起こった猟奇的な殺人事件の容疑者として浮き上がったのは、少年野球のコーチを務めるテリー・メイトランド(ジェイソン・ベイトマン)という男だった。
事件当日の目撃情報や現場から指紋が検出されたことから、すべての証拠が彼を犯人だと決定づけていたのだ。
周囲から信頼され、良き父親でもある男が殺人の容疑者として公然の場で逮捕され、町中が震撼する。
しかし、逮捕されたテリー本人は「自分はやっていない」と証言。
どうも腑に落ちないベテラン刑事のラルフ(ベン・メンデルソーン)は、テリーのアリバイを調べ始める。
すると、驚いたことに、テリー・メイトランドは事件当日の同時刻に、100キロ離れた場所のカメラにその姿が映し出されているのだった・・・。
『アウトサイダー』
The Outsider © 2020 MRC II Distribution Company, L.P. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
まるで推理小説を読み進めているかの如く、登場人物たちの目を通して不可解な事件の真相に近づいていく、非常に小気味いい作品である。
そこにスティーヴン・キングらしい‘‘おどろおどろしい’’世界観とハイセンスなカメラワークが加われば、もはや敵なしといったところ。
視聴し続けていくうちに、みるみる作品の世界にどっぷりとハマり、途中で抜け出すことが困難な状況にまで追い込まれていく。
すべての証拠がテリー・メイトランドを犯人だと決めつけているにもかかわらず、矛盾するアリバイ。
彼はどうして、同じ日の同じ時刻に、同時に2か所に存在することが出来たのか?
物語は、誰もが予想できない着地点へと向かっていき、衝撃の結末を迎える。
スティーヴン・キング原作の映画やTVドラマ、それに小説もこよなく愛する筆者も思わず唸るほどの会心の出来栄えであることは言うまでもなく、過去にキング作品で指揮を執った製作陣が、その魅力を大いに引き出している印象である。
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