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吹石一恵

★『スター・トレック:ローワー・デッキ』マイク・マクマーン監督&ジャック・クエイド氏特別インタビュー

この記事はお二人のインタビューを中心に掲載させていただいています。
*そもそも『スター・トレック:ローワー・デッキ』とは?についてはこちら

*またライター仲間のzash@Sunset Boulevard さんもインタビュー記事
書かれていて、こちらも読み応えあるのでぜひご参照ください。

マイク・マクマーン監督にインタビュー

SAN DIEGO, CALIFORNIA - JULY 19: Mike McMahan at 2019 Comic-Con International - Hulu's "Solar Opposites" Photo Call at Hilton Bayfront on July 19, 2019 in San Diego, California. (Photo by Araya Diaz/Getty Images)

『スター・トレック:ローワー・デッキ』は、エミー賞を受賞した
マイク・マクマーン(「リック・アンド・モーティ」「Solar Opposites」)によって生み出されました。
このユニークなスター・トレックはどうやって生まれたのでしょうか?

★そもそもこのシリーズを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

僕はその頃SFコメディ・アニメを何年か制作していた。そしたらある日、FOXスタジオ時代に一緒にアシスタントをやって、良い友達でもあるシークレット・ハイドアウト社のエグゼクティブのアーロン・バイヤーズが、僕がトレッキーだということを知っていて、アレックス・カーツマンとヘザー・ケイデンとのミーティングをセットアップしてくれた。僕の作りたい夢のスター・トレック・アニメーションの話をするためにね。アイデアを話したら、きっとそんな馬鹿げたことはできないと言われると思ったけど、自分の考えをその通りに話してみた。そしたら、なんと賛同を得ることができた。自分のスター・トレックに対する愛を語って、こんな企画があると良いと話したら夢が叶ってしまったんだ!マイク・マクマハンの番組を作ろうと言ってもらえて、とても興奮したよ。こうやって『ローワー・デッキ』は誕生した。

★最初は単なるパロディかと思ったのですが、観ているうちに立派なスター・トレック作品だと思いました。ちなみに本作の配信が決定したことに関して、熱心なスター・トレック・ファン(トレッキ―)の反応はいかがでしたか?

僕もトレッキーだから分かるけれど、スター・トレックを愛するがゆえに新しいシリーズが出た時の僕たちの反応はいつも「やめてくれ!何も変えないで。変えたら失敗するに決まっている」で始まる。そして少し観てから「新しいスター・トレックの良さが分からないなあ。本家の良さを理解しているだけに・・・」となる。さらに進んで「もしかしたら、割と好きかも。意外とちゃんとしているし」となり、シーズンを見終わると「これはやっぱりスター・トレックだ。俺/私が言うから間違いない」となる(笑)。『新スター・トレック』でも『ディープ・スペイス・ナイン』でも同じことが起こっていた。すべての新しいスター・トレック作品はこの道を通ることになる。最初にスター・トレックとして否定され、少しずつ認めてもらえる。ある意味とても光栄なことだ。最初はスター・トレックをおちょくったパロディと思っていたファンも多かったようだ。スター・トレックの皮を被った冗談みたいな感じ?でも本格的なスター・トレック作品だと分かってみんなびっくりしたみたい。そして僕が驚いたのは1、2話と進んでいくうちにファンたちが「クルーたちが素晴らしい」と反応してくれたこと。これは声優たちの功績でもある。1話が20分ちょっとだから、1時間ぐらい見ただけで、彼らの中で他の何シーズンもあるシリーズのキャラクターと同じように、大切な存在として受け入れられた。コメディ要素もありつつ、人間らしさ、友情、仲間意識などの要素が詰め込まれているから、シーズンの終わりには成長したキャラクターに感情移入して、彼らが様々なことに立ち向かう姿に、心を動かされるようになる。一緒に悲しんだり、喜んだり。そんな反応があって、とても誇りに感じている。トレッキーは『ローワー・デッキ』のクルーを愛してくれている。セリトス号に関しても、最初はエンタープライズ号にも似ていないし、やめてくれと否定的だった。でも最後にはその欠点も含めて宇宙艦隊で一番”どうでもいい”船のファンになってくれた。そんなスター・トレック・ファンに感謝するよ。

★なぜ舞台をオリジナル・スター・トレック(カーク船長たち)の時代ではなく、ネクスト・ジェネレーションの時代にしたのですか?

子供の頃に『新スター・トレック』『ディープ・スペイス・ナイン』『ヴォイジャー』を観て育ったから、その辺の時代にとても馴染みがある。スターフリートに乗船できるのなら、新スター・トレックのエンタープライズDがいい。すべてのクルーを知っているし、中の細かいことも全部わかる。誰でも”最初に体験するスター・トレック“があり、他人に何を言われようが、その作品が自分にとって一番大切な作品である。ストーリーが良かろうが悪かろうが、そのクルーたちと一緒に時間を過ごしたいと思ってしまう。自分にとっての家族だから。スター・トレックのコメディ・アニメを制作するのだったら、この時代で作るのが自分にとって一番やりやすい。この時代の言葉で話すことができるといった感じかな?作品のことを勉強しなくてはならない時代のものは作りたくなかった。『宇宙大作戦』は観たことがあるけれど、また戻って全員の名前や役割を覚え直さなくてはならない。でも『新スター・トレック』は全てを知り尽くしているから、新しい世界やキャラクターを楽しみながら制作することができた。本の感想文になってしまっているような作品なんて誰も観たくはないよね。楽しくて、活気のある作品にしたかった。だから『新スター・トレック』の時代なんだ。せっかくスター・トレックの仕事ができるのだから、自分の好きなことをやらなくちゃ(笑)。



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Commentコメント

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杉山すぴ豊

2021/01/31 11:05

すぴ豊です。
ありがとうございます!
実は映画BOARDのコメント欄の方にご挨拶してしまいました。
『ローワー・デッキ』面白いですよね。
僕、この女主人公、かなり気に入りました(笑)

またよろしくお願いします!

長寿と繁栄を!

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zash@Sunset Boulevard

2021/01/30 20:39

すぴ豊さん!お久しぶりです!
記事内に私のインタビュー記事のリンクを貼っていただき、大変恐縮です。ありがとうございます。
すぴさんのスター・トレック愛が伝わってくる素敵なインタビュー内容ですね!
これからも同じ‘‘トレッキー’’としてBOARDを盛り上げていきましょう!

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