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『デッドゾーン』(1983)https://www.imdb.com/title/tt0085407/mediaviewer/rm473877504?ref_=ttmi_mi_all_sf_14
‘‘モダン・ホラーの帝王’’スティーヴン・キングのベストセラー小説を映像化した映画やTVドラマは、これまでにいくつも製作されてきた。
その中で、筆者が初めてキング作品に興味を持ったのは、海外ドラマ『デッドゾーン』だった。
2002年から2007年まで放映された同作は、他人に触れることで未来を予見できる特殊なサイキックパワーを授かった主人公の姿をスリリングに描き切った秀作であったが、実はこの海外ドラマ版よりも前に映画版が存在していることはあまり知られていないかもしれない。
ここでは、海外ドラマ版をすでに観たことがある読者にもおススメしたい映画版『デッドゾーン』の魅力を紹介しよう。
『デッドゾーン』(1983)は、スティーヴン・キングが1979年に発表した長編小説を原作としている。
数あるスティーヴン・キング原作小説の中で、初めてベストセラー第1位になったハードカバー小説である。
キング自身も、その出来栄えには大いに満足しているようで、過去には著書『書くことについて』の中で「冒頭のシーンは空前の大成功を収めたと言っていい」と振り返っているほどだ。
そんな自信作を映像化させるために、キングが監督として選んだのが、奇才デヴィッド・クローネンバーグだった。
もともと『スキャナーズ』(1981)などでクローネンバーグがSFホラー映画界に新風を巻き起こしたことを高く評価していたキングたっての希望であったと言われている。
『デッドゾーン』(1983)
https://www.imdb.com/title/tt0085407/mediaviewer/rm3295152896?ref_=tt_ov_i
こうして映像化された『デッドゾーン』は、とある小さな街で教師として教鞭を振るうジョニー・スミス(クリストファー・ウォーケン)を主人公としている。
ある日、彼は結婚間近の恋人と楽しい時を過ごし、帰路に就く途中で不運にも交通事故に遭ってしまい、5年間の昏睡状態に陥ってしまう。
目覚めたジョニーを待っていたのは、あまりにも変わり果てた現実であり、恋人は他の男と結婚し子供まで出産していた。
その事実に打ちひしがれるジョニーは、ある時、看護師の腕に触れた途端、不吉なヴィジョンを目にする。
看護師の自宅が火事になり、娘が怯えているのだ。
あまりにもリアルで現実味のある感覚であったためにジョニーは混乱するが、このヴィジョンは現実に起きることになるのだ。
ジョニーは自らに未来を見通す超能力が備わったことを確信し、ある連続殺人事件の捜査に協力することを決意するのだった・・・。
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