海外ドラマの頂点に君臨し、日本でも空前の大ヒットを記録した、「24 -TWENTY FOUR-」。
テロ対策ユニットCTUの活躍を描く本作の主人公といえば、ジャック・バウアー。
2001年に放送を開始し、2014年のリバイバル版まで10年以上同役を演じてきたのは、キーファー・サザーランド。
放送開始と共に世界中で絶大なる支持を受けた要因として、キーファーがジャック・バウアーというキャラクター像を確実なものにし、彼の熱演があったからこそと言えるが、実は、製作開始当初は彼の起用に放送局の代表は難色を示し、無名の新人俳優を起用しようとしていたという!!
当時、FOXの代表だったサンディ・グラショーは、『僕らは主演に新人俳優を迎えることを話し合っていて、そのギャラは各エピソード$40,000(約454万円)にしようとしていた。でも、ある夜、トニー・クランツからオフィスに呼び出されて、彼は二言だけ、''キーファー・サザーランド''と言ったんだ』と一端の映画俳優を起用することになった経緯を語った。
何故、当初新人俳優を起用しようとしていたかというと、2001年は9.11の影響で番組の製作中止もあり得る状態にあったことが大きく関係している様で、挑戦的な脚本で、新たなジャンルを開拓するようなドラマの為に、リスクを考えてのコスト削減が最大の理由だったそう。
しかし、キーファーといえば映画界で活躍するベテラン俳優であり、当時はまだまだTV界の評価というのはそこまで高くなかったため、グラショーも簡単には納得できなかった。
『僕はいろいろと複雑な気持ちになったね。キーファーのキャリアのこと、そして、彼のギャラは$100,000(約1136万円)を想定したけど、市場における彼の評価は厳しいものだった。』と、難しい決断を強いられたことを明かした。
ともあれ、そこから話し合いの末にキーファー主演が決定し、ドラマの予算を大幅に増やすことにも成功。
もし、ここで無名の新人俳優を起用していたら、このドラマの世界的ヒットはありえず、日本でも海外ドラマブームというものは起きなかったかもしれない。
そう考えるとゾッとするし、大きな賭けに出てくれて本当に良かったと思うファンは多いだろう。
そんな「24 -TWENTY FOUR-」のリブート版「24:Lagacy」は、全米で2017年2月より放送開始!!
日本でもほぼ同時に視聴できるようです!!
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